原発性中枢神経系血管炎(3)

左 右

原発性中枢神経系血管炎
Primary central nervous system vasculitis :PCNSV

原発性中枢神経系血管炎

くも膜下腔の血管像。血管壁は肥厚し、リンパ球を中心とした多数の炎症細胞の浸潤により、内膜、中膜、外膜の三層構造が破壊され、内腔は閉塞している。
PCNSVは病理学的に肉芽腫性血管炎(58%), リンパ球性血管炎(28%), 壊死性血管炎(14%) の3型に分類され、本例は類上皮細胞(矢頭)や多核巨細胞(矢印)を認め、肉芽腫性血管炎を呈している。

小倉 礼ら.  臨床神経 55: 561-566, 2015.

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