血管炎研究について

血管炎は全身性血管炎とも呼ばれ、原因不明で、まだ治療法が確立していない病気です。血管炎の患者さんは少なく、この病気は医療に係る方々や一般の方々にまだよく知られていません。厚生労働省難治性血管炎に関する調査研究班は、血管炎に対する難病対策の向上および難病支援体制の充実を目指して活動しています。

本研究班は中・小型血管炎臨床分科会、大型血管炎臨床分科会、臨床病理分科会、国際協力分科会、横断協力分科会で構成されています。中・小型血管炎臨床分科会、大型血管炎臨床分科会は、主として診療ガイドライン、診断基準、重症度分類などを担当します。臨床病理分科会は病理診断に関する研究を、国際協力分科会は海外の血管炎研究グループとの連携を、横断研究分科会は市民公開講座や関連学会との協力、情報発信などを担当します。

厚生労働科学研究費補助金・
難治性疾患等政策研究事業

難治性血管炎に関する調査研究